名作『南太平洋』150分

金曜日、独女マダム・タカコ宅にへマダムのビッグカメラのカードを取りに寄った。マダムのお宅のテレビアンテナ線を購入するため。


すると、こんな事を頼まれた。
「わたし、昨日VHSデッキを引き取って貰った時に、お気に入り映画の『南太平洋』のDVDも一緒に渡してしまったの!

で、それ、欲しいの!」(笑)


という事で、アマゾンで探したところ、991円で在庫ありで、送料無料。わたしのアカウントだけど、マダムはたくさんクレジットカードをお持ちだから、住所も登録し注文。


今日、アンテナ線を繋ぎに行ったところ、『南太平洋』のDVDは届いていて、私がデパ地下で購入してきた惣菜と、マダムお手製のシチュウを頂きながら、視聴。


これだけ長年視聴されている名画なので、普遍的なゴウジャスさがあり、美しさがある。「ウエストサイド」以前の作品なので、ダンスはほとんどなく、歌につぐ歌。しかし『バリハイ』など、どことなく知っている曲もあった。


戦時中、南太平洋の米海軍支配下の島。
水兵たちのあこがれは、金髪ナース嬢と、将校だけがボートを出せる『バリハイ島』。米軍上陸の際、地元の女たちはすべて『バリハイ島』に引き上げてしまったのだ。


そんな時、プロペラ機である中尉が着任する。この中尉は『敵』(日本軍)の島を攻撃する先鋒の任務を期待されていた。


金髪ナース嬢は、フランス人農園家の豪邸に招かれていた。農園家は、島の女性との間にふたりの子供がいたが、妻に先立たれており、ナースとの再婚を考えていた。


しかし、島に来たのは、母国で殺人を犯したからだと、告白する。


司令官たちは、中尉の任務には、このフランス人農園家の島の地理の知識が必要だと考えていたが、農園家の殺人事件の噂も知っていて、ナースに探るように命じる。


中尉は作戦の前に休暇を与えられたので、『バリハイ島』に航ることにする。
中尉は島で歓待され、島の娘を紹介され、夢のような時間を過ごす。

フランス人農園家はパーティでナースに求婚するが、前の妻に嫉妬する彼女に同意を得られない。

(幕間)

中尉は島の女との結婚を勧められるが、故郷に恋人を残している。それぞれの苦悩を歌う、中尉とナース。でもそれなりに気持ちに区切りをつけて、作戦が始まる。

二人は苦労の末、日本軍の島に投下するが、貴重な情報をもたらした後、中尉は亡くなり、フランス人は行方不明となる。


米軍は圧倒的な艦船で島を日本軍から奪うが、フランス人は戻らない。

農園家の豪邸で、男の子供たちの面倒をみるナース。…やっとの事、彼は帰ってきた!


中尉がバリハイ島に同着する様は、「地獄の黙示録」でウイラード大尉が、カーツ大佐が脱走して作り上げた「楽園」に到着したときに模倣されていて、『南太平洋』がアメリカ人のDNAに刻まれている事をしった。

地獄の黙示録」にプレイメイトが兵隊を慰問するシーンがあるが、『南太平洋』には金髪ナースが水兵に扮し慰問の劇をするシーンがある。

さらに「地獄の黙示録レデックス」には、ウイラード大尉が戦死した部下を、フランス人農園家の土地に埋葬させて貰ったあと、夕飯に招待されるカットされたシーンもあった。


コッボラは結構パクっていたのである。


…結局またマダムのパソコンのメールボックスの操作に助言を求められたりして、6時までお邪魔した。
かなりハード。


『南太平洋』を見ている時、画面があまり大きくなくて、見にくいなぁ~と苦痛を感じたら、眠気が襲ってきた。

デイケアの午後、若い人がYouTubeをパソコンの悪いスピーカーでかけてるのと、ラジカセの音がWにかかって、めちゃ苦痛と感じたら、眠気が襲ってきた。

んで、また寝てたね~?みたいだったけど。
昼食後注意だなぁ~

今日は血糖値を下げるクスリは呑んだけども。食べ始めて30分後から血糖値は上がるんだよね?

まあ、うとうと感はあった。
無呼吸のひどい時は、うとうと感なくいきなり眠気で、すぐ金縛り感になる。

倒れた時は、苦痛だらけ!的なのはあった…いかん、暗くなってきた。寝よう。